ひとことで:一つを深め、知を蓄える。 天庫星は、十二大従星のうち「入墓」の段階にあたる星です。点数は5点。墓庫のように内側へ蓄え、閉じた場所で集中し、研究し、守るエネルギーを読みます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み | てんこせい |
| 段階 | 入墓(十二運の墓にあたる) |
| 点数 | 5点(12段階のうち、大きい方から8番目) |
| 比べたい星 | 天胡星(十二大従星) |
| キーワード | 探求心・凝り性・集中力 |
天庫星のエネルギー
気になることを、最後まで掘り下げる。天庫星は、探究と集中、整理して残す力を読む手がかりです。
天庫星は、十二運では墓に対応し、墓庫の中に大切なものを納めるように、集中、保存、探求、継承を表します。一つのテーマに深く入り、資料を集め、守り、後世へ残す力として読みます。
深める対象に集中すると、切り上げる時点や周囲の予定が見えなくなる場合があります。終える条件と、共有する時点を決めます。
点数(5点)の見方
十二大従星の点数は、現実の場でエネルギーを外へ出しやすいかの目安です。天庫星の5点は、12段階のうち大きい方から8番目にあたります。点数が高いほど良い、低いほど悪いという意味ではありません。 高い点数には責任や消耗が、低い点数には感性や精神性、身軽さといった別の働きがあります。人体星図の3つの星の点数を足した合計も、目安として見るものです。
仕事での表れ方
研究、調査、整理、専門的な制作に照らします。深さを受け手に渡すために、要点と詳細を分けます。
人間関係での表れ方
自分の関心を話すときは、相手が知りたい範囲も確認します。没頭する時間と共有する時間を分けてみます。
人体星図の位置ごとの読み方
十二大従星は、人体星図の左肩・左足・右足の3か所に出て、人生の時期ごとのエネルギーを表します。自分の位置は人体星図の自動計算で確かめられます。
| 位置 | 見る時期 | 天庫星がある場合 |
|---|---|---|
| 左肩・初年期(年支から) | 育つ頃のテーマ | 一つのテーマに集中した経験と照らします。 |
| 左足・中年期(月支から) | 担う頃のテーマ | 研究や専門性を深める働き方として出ているかを確かめます。 |
| 右足・晩年期(日支から) | 深める頃のテーマ | 記録や技術を保存し、受け継ぐ力として読みます。 |
同じ星が複数の時期にあるときは、それぞれ何を深め、何を残したかを分けて振り返ります。
天胡星と比べる
同じ読みの天胡星は別の星です。天庫星は対象を掘り下げ蓄える面、天胡星は感受性や想像の面として、漢字を確かめます。
自分に当てはめて考える問い
- 今回答えたい問いは何か。さらに調べると、判断が変わる情報はどれか。
- たとえば:一つの疑問を調べるうちに、関連資料を次々読みたくなる場面。今回知りたい問いに戻り、いま分かった答えを一度まとめます。
試してみること:問いを一文で書き、調べる時間を区切る。分かったことを三点にまとめ、次に調べることを別に残す。
読むときの注意
十二大従星の名称には、胎児・病人・死人など強い言葉がありますが、吉凶や寿命を断定するものではありません。象徴として扱い、本人の実感と合わせて読みます。十二大従星は、同じ人体星図にある十大主星が、どのくらいのエネルギーで動くかを見る補助線です。点数だけで人物や時期の良し悪しを決めず、大運・年運で天庫星が巡る時期も、命式全体と合わせて確かめます。